村井さんちのオーブン焼きとイワシのオーブン焼き

東京では桜も散り始め、寒の戻りはあるもののすっかり春の陽気です。気温が上がるとオーブンの使用頻度も減るのですが、先日リアルお友達の翻訳家村井理子さんがツイートされたオーブン焼きが人気沸騰していたので私も早速作ってみました

村井さんちのオーブン焼き

作り方はこちらのTogetterまとめを参考にしました:村井さんちのオーブン焼き

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私が入れたのは、小粒の新ジャガ、ソラマメ、ヤングコーン、ブラウンマッシュルーム、カボチャ、ズッキーニ、粗切りしたベーコン、鶏もも肉(骨なしぶつ切りと骨付き)

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本屋さんへ行こう!シリーズ番外編-「代官山蔦屋書店映画フロア」

「ない映画がない」映像フロア

本屋巡りと同じく、最近は映画館にもレンタルビデオ屋さんにもろくに足を運んでいない私。代官山蔦屋書店映像フロアに足を踏み入れたとたん、ヨーロッパ映画に耽溺していた20代の自分に戻っていました。

ヌーベルバーグ

ヌーベルバーグのコーナーにジャン・リュック・ゴダールの『アルファヴィル』やフランソワ・トリュフォーの『華氏451』を発見。『いとこ同士』のクロード・シャブロルやジャック・リヴェットも並んでいました。(エリック・ロメールはあったかどうか覚えていませんがきっとあるはず)。一緒に古書も並べられているのがユニーク。

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本屋さんへ行こう!シリーズ1「代官山蔦屋書店」

Amazon一人勝ちで街から本屋さんがどんどんなくなっていると、出版業界では危機感がつのっています。けれどもすぐに効果の出る処方箋はそう簡単に見つかりません。私も以前は東京の書店を渉猟していたのに(もっと昔、高校生の頃なんか、リュックしょって大阪の紀伊國屋まで本を買いに行っていたのに)、ここ数年は座職で家にこもっているせいで明らかにAmazon依存症。ところが最近なぜだろう、本屋さんに行きたい!という気持ちがむくむくと湧いてきたのです。そこで、せっかくだからいろんな本屋さんを巡ってブログにアップしよう!と思い立ち、「本屋さんへ行こう!シリーズ」を始めてみました。

企画力とくつろげる空間 

 

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蔦屋代官山と言えば、イベントをどんどん企画して人を集め、カフェやコンビニも併設、ゆったりした空間を演出して滞在時間が長くなるよう工夫していることで知られていますよね。平日なのに人が多くて店内の様子は撮れませんでしたが、こちらの蔦屋さんのHPの雰囲気そのまま、ぶ厚い木板を贅沢に使った書棚と照明を落とした落ち着いた雰囲気が気に入りました。

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2014年までに寄稿した翻訳関係のエッセイなど

JATアンソロジー「翻訳者の目線」

日本翻訳者協会では3年前から世界翻訳の日(9月30日)に会員によるアンソロジー「翻訳者の目線」を刊行しています。私も毎年寄稿しています。PDFでお読みいただけます。2014年版。2013年版の自分の記事をこちらにも掲載しました。

2014年版 (25ページ)

「辞書を読む」

正式名DEUTSCHES WÖRTERBUCH VON JACOB GRIMM UND WILHELM GRIMM、通称「グリムのドイツ語辞典」をご存じだろうか。童話で有名なあのグリム兄弟が編纂を開始した辞書である。兄弟が着手したのが1838年、途中で二人が亡くなり、後を引き継いだ人たちの手で終巻が配本されたのが1961年、全16巻33冊の壮大な仕事だ。依頼した出版社は当初、ドイツの家庭に広まったグリム童話のように一家に一冊の辞書を目指したらしいが、その思惑は大きく外れた。けれどもグリム兄弟は民衆の言葉である方言や民間伝承、しきたりや習慣を重んじ、当時の生きた言葉も辞書の中に多く取り入れている。弟ヴィルヘルム亡き後、残されたヤーコプが最後に取りかかった用語は「Frucht」であるといわれている。果物を意味するこの項目の本文の途中には注がつけられ、「この語をもってヤーコプ・グリムは永遠に筆を置いた」と書かれている。そのような注がつけられた辞書を、私は他に知らない。

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2013年と2014年に独日翻訳セミナーの講師をつとめました

昨年、一昨年と、翻訳学校で半日の独日翻訳セミナーの講師をつとめました。過去のセミナー内容は学校のホームページからは削除されてしまっため、こちらに一部内容を掲載します。初めての経験でしたが、受講生の皆さまとワークショップを行い、私自身も大変勉強になるセミナーとなりました。

実践的アプローチによる独日実務翻訳セミナーI

~幅広い分野に対応するコツ~

(2013年6月15日、サンフレアアカデミー)

 (内容)

仕事が多く専門分野を絞って仕事を受けることのできる英語とは異なり、独和翻訳では比較的幅広い分野をカバーしながらさまざまな種類の文書を翻訳することが多くなっています。得意としていない分野でも専門家が読んで違和感のない翻訳を心がけなければなりません。また、プレスリリースや取扱説明書のように読みやすさが求められるものから技術文書のように正確さが重視される文書まで、さまざまな文書を頭を切り換えながら翻訳しなければなりません。さらに、英語のように親切な文法書や翻訳指南書がないためにおろそかになりがちな文法上の要点、独和の専門辞書がほとんどない現状で効率的に用語を探す工夫、文書によって異なる翻訳の注意点など、例文を訳しながら学びます。

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2014年までに講師をつとめた翻訳者のための節税・運用セミナー等

「フリーランスでも安定した生活を ~節税と資産運用に国の制度を徹底利用~」

(2012年10月、日本翻訳連盟翻訳祭)

概要:

翻訳業界は厳しい時代が続いている。翻訳関連のセミナーや講演等でも、目につくのはいかに翻訳単価を上げて効率化を図るかというテーマだ。しかし可処分所得を増やすためには節税という観点も欠かせない。むやみに経費を増やすのではなく、国の制度を利用して簡単にできる節税法は意外と知られていない。またフリーランスという不安定な職業を少しでも安定したものにするためには資産形成と運用が不可欠だと思うが、残念なことに運用なんて怖い、無理だと考えている方が少なくない。これから開業する方または開業して間もない方を対象に、経験に基づいた効率的な方法をご紹介する。

◎フリーランスは売上げの2~3割が税金に消えていくことをご存じですか?

◎フリーランスは毎月の収入が安定せず不安に感じていませんか?

◎フリーランスは会社員に比べて年金が少ないことが心配ではありませんか?

◎フリーランスに退職金はないとあきらめていませんか?

◎フリーランスが節税しながら運用できる国の制度をご存知ですか?

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コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ女子部

コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ

投資信託を使って毎月コツコツと積み立て投資を行っている人、これから始めようと思っている人が集まって情報交換する場を提供する目的で、5年ほど前から毎月第一水曜日に六本木で「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ」が開催されています。

長年手弁当で幹事を務められているのは、月刊「投資信託事情」発行人・編集長の島田知保さん、ファイナンシャル・ジャーナリストで「新・投資信託にだまされるな!」などのご著書がある竹川美奈子さん、「rennyの備忘録」のアルファブロガーrennyさんの3人で、5年間皆勤またはほぼ全回出席されています。投資はギャンブルというイメージを修正し、普通の人が無理なくできる投資の普及を欲得抜きで目指しておられると思います。

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