「翻訳書の編集者の視点」 翻訳勉強会「十人十色」 セミナーのお知らせ

 

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翻訳勉強会「十人十色」はFacebook上の翻訳者グループで、翻訳者同士の情報交換を行ったり、勉強会やセミナーを開催したりしています。実務翻訳者はもちろん、映像、出版(フィクション、ノンフィクション)、多言語の翻訳者が、国内だけでなく海外からも参加していまです。

このたび初めての試みとして、出版翻訳(文芸)のセミナーを開催することになりました。

「翻訳書の編集者の視点」

~担当翻訳書100冊超の編集者が語る出版翻訳の世界~

講師はフリーランスの編集者、鹿児島 有里さんです。

【講演概要】

出版社所属の編集者として、フリーランスの編集者として、さまざまなジャンルの翻訳書を作ってきた経験をお話しします。編集者が求める訳文、翻訳者とは? そのために、編集者がすることは? コンテンポラリーな新作と古典の新訳では、やることは違う?

ベテラン翻訳者から学んだことはもちろんたくさんありますが、新人翻訳者から学んだこともあります。編集者としての私は翻訳者のみなさんに育てていただきました。自分が得たことを他の翻訳者の方々にもお伝えできればと思っています。

【講師略歴】

編集者。早川書房で海外文芸、ミステリ・ノンフィクション・演劇書など、光文社で古典新訳文庫を担当し、現在はフリーランス。担当した訳書は、カズオ・イシグロやダニエル・キイス、トリイ・ヘイデンなどの新作からF・S・フィッツジェラルド、サマセット・モームなどの古典に至るまで150冊近く。仕事をした翻訳者は、佐々田雅子氏をスタートに、鴻巣友季子氏、入江真佐子氏、黒原敏行氏、深町眞理子氏、小尾芙佐氏、小川高義氏など多数。

企画編集した本に『モンスターズ――現代アメリカ傑作短篇集』(古屋美登里訳、白水社)、『バン、バン! はい死んだ』(ミュリエル・スパーク/木村政則訳、河出書房新社)など。 

【日時】2016年7月12日(火)18:00~

【場所】都内です。

 

私たちは非営利のグループで、活動もすべてボランティアで行っています。また勉強会はメンバーのみを対象にしていますが、今回のセミナーは「勉強会メンバーではないけれどぜひ参加したい」という声が多いため、当ブログに公開することになりました。

グループには参加したくない、という方がおられるかも知れませんが、この秋にも文芸翻訳のセミナーを開催する予定がありますし、セミナーの詳細などはすべてFacebookグループで連絡していますので、できましたら下記リンクよりメッセージをお送りいただき、グループに入っていただいてご参加ください(グループの退会は自由です)。

なお、勉強会も本セミナーも、参加は翻訳者、翻訳学習者限定です。

翻訳勉強会十人十色Facebookページ

 

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