ATOK2016新機能とATOKのおさらい

2013-02-07 13.03.27

ATOK2016新機能:イミクル

ATOK2016の一番の目玉はイミクル。エディタやHPで調べたい用語を選択しCtrlキーを2度押しする(設定変更可能)とATOK連携電子辞典が引けるようになりました。しかもATOK2016のプレミアム版を購入すると、「精選版日本国語大辞典」と「ジーニアス英和第5版/和英第3版」が付いてくるのです。引いたところはこんな感じです。

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イミクルを常駐させて辞書ブラウザのように使うこともできます。ATOKのメニューバーからATOKイミクルを選択すると次のような画面が出ます。

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欠点はどちらの画面も、常に画面の最も上に来てしまうので作業の邪魔になること、すべてのソフトで使用できるわけではないことです(例えば私の使っているCATツールTransitではCtrlキーの2度押しではイミクルが起動しません。Trados Studioでは使えるようです)。

 ATOK辞書の種類

ATOK辞書には、ATOK連携電子辞典、ATOK専門用語変換辞書、ATOK連想変換辞書の3種類があります。さらに省入力データにとしても機能するようです。イミクルで引けるのはATOK連携電子辞典です。「精選版日本国語大辞典」と「ジーニアス英和第5版/和英第3版」以外に現在購入できる連携辞書は下記の通りです。

 明鏡国語辞典

三省堂スーパー大辞林

広辞苑 第六版

ロングマン英英/英和辞典

角川類語新辞典

角川俳句歳時記 第四版

辞書詳細はこちら

パック販売もあります

ライフサイエンス辞書は専門用語変換辞書ですが、辞書引時にも出てきます。

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追記:ライフサイエンス辞書を2015にバージョンアップしたのですが、そのときにこんなウィンドウが出ました。

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3種類の辞書があると書きましたが、この辞書はその複合辞書のようです。

医学辞書2015は1つ古いバージョンを持っていますが、(医療専門用語の)入力支援のみで辞書を引いても出てきません。

NHK漢字表記辞書2015は、入力時に同音異字語表示で出てくるだけで語彙を調べる辞書としての機能はありません。

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追記:

ブログを投稿後に仕事で必要になり、日本原子力学会の原子力用語辞典も買いました。ATOK専門用語変換辞書ですが、語義も詳しくのっています。  

reacter

ATOM

従来の辞書引き

従来通りの辞書引きももちろんできます。入力、変換した状態でEndキーを押すと辞書が表示されます。別の辞書に移りたい時もEndキーです。辞書を見終わったらESCキーですべて消えます(入力した文字も)。

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共同通信社 記者ハンドブック辞書は専門用語変換辞書ですが、辞書引時にも出てきます。

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ATOKのおさらい:推測変換と連想変換

 推測変換

推測変換とは入力途中で入力する言葉を推測して表示してくれる機能です。たとえば「こんと」と入力すると「コントロール」と「コントローラー」が推測として表示されます。入力を中断してTabキーで選択できます。長い用語の場合に便利です。

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詳しくはこちら(ATOK2015の時の情報です)

 連想変換

連想変換は、類語を表示する機能です。私は連想変換辞書(別売りの)の角川類語辞典や三省堂類語新辞典を入れているのでそちらも表示されますが、デフォルトではATOK2016に入っている「日本語使いさばき辞典」や「文章表現辞典」が表示されます。入力して変換した状態でCtrol+Tabキーを押すと表示されます。

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類語辞典については、「類語辞典、あるいは辞書の類語辞典的使用法 – 翻訳者は中1で習う単語も辞書で引く 」でも触れています。 

ATOK新機能:日本語オフローマ字入力の入力修正

確定した用語を再変換したい場合、入力直後はCtrl+Backspaceキーで再変換できます。

入力直後ではなく見直し時に修正したい場合は選択して右クリックすると変換候補が表示されます(変換候補がある場合のみ)。下は「選択」を再変換したい場合です。

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以上は今までと同じですが、2016からは日本語オフで入力してしまった文字列も変換できるようになりました。例えば「konoyougohaariamsen」と入力してしまった場合、すぐにCtrl+Backspaceキーを押すと下のような候補が出るのでTabキーで選択します。このとき入力モードもかな変換に切り替わります。

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ATOKのおさらい:確定リピート

同じ文が時々出てくる場合、コピペすることもできますが、直近に確定した履歴を表示して入力する方法もあります。Ctrl+F8を押すとそれまで入力した履歴が表示されるので番号で確定します。

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その他、ATOK2016新機能の情報はこちらから。翻訳者の間では、健康をサポートして疲れ具合を知らせてくれる「リフレッシュナビ」が話題です。

翻訳界の有名ブロガー帽子屋さん、辞書を語らせたら右にでるもののいないnestさんも同じテーマで書かれています。

ATOKの辞書環境 ~イミクルで注目度アップ

ATOK2016 プレミアム (イミクル)

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