GOETHE INSTITUTオンラインライブラリ

ゲーテ・インスティトゥートでは、東アジアに在住している人なら誰でも利用できるオンライン図書館を運営しています。

私はもう2年以上前に登録したのですが、あまり活用していませんでした。1年おきの継続手続のついでにiPadに専用アプリ(Onleihe)を入れてみたところ、これがとっても便利!PCで借りて、iPadで読んでいます。

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『翻訳者の目線』2017

 

日本翻訳者協会が2012年から「世界翻訳の日」に発行しているアンソロジー『翻訳者の目線』。今年は以前から一度は書きたいと思っていた機械翻訳について書きました。同じように思っておられた方が多くいらっしゃったようで、このテーマの寄稿が複数ありました。

今年9月、機械翻訳について修士論文を執筆中の大学院生に協力してインタビューを受けたのですが、その方にこの冊子をお見せしたところ、インタビューで私がお話しした内容にもこちらの記事にも非常に共感したというお返事をくださいました。いろいろなところで、いろいろな人が心配しているのだと感じました。

どなたでもダウンロードしてお読みいただけます。自分の文章のみ、このブログに掲載しました。

『翻訳者の目線』2017 (こちらからDLできます)

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独日実務翻訳「合格力」強化セミナー

8月26日(土)、サン・フレア アカデミーで独日実務翻訳セミナーの講師をつとめます。

対象は翻訳会社のトライアルやTQE(翻訳実務検定)の合格を目指している方ですが、読解力を高めて翻訳スピードを上げたい方、最近翻訳が下手になった気がして不安な方も対象です。

読解力を高めるため、パラグラフやトピックを意識しながら過去の検定試験問題(論説文)を読みます。また論理展開を追うための手がかりとして「ディスコースマーカー」に注目します。さらに、間違いやすい中級文法も見直します。もちろん事前課題があり、添削もいたします。

詳細はこちらのサイトをご覧ください。

ところで私もこの1年半、英語のスキルアップとセミナーでの教授法習得を兼ねて、通学や通信の講座などを受けています。ドイツ語と比べると英語の翻訳経験は浅いので、ちょっと難しくなると英文を読んでも「絵」が浮かばずに苦労します。いろいろ試行錯誤しながら勉強しつつ、自分のセミナーの受講生がなぜ、何を苦手に思うのかもわかってきました。

ただ、言語運用力という点では独和翻訳での経験が生きること、またやはり「辞書はお金で買える実力である」ということも実感しています。

ドイツ語翻訳を学習中の方、ぜひいらしてくださいね。

 

コラム『翻訳LifeHack』第4回が掲載されました

       

通訳翻訳WEBに連載中のコラム、『翻訳LifeHack 翻訳に集中できる環境作り』の第4回が掲載されました。

タイトルは『第4回 省力化の積み重ね – Windows、ブラウザ、スマホ/タブレットの機能を使いこなそう』

 

いろいろなツールやソフトウェアを入れる前に、Windows、ブラウザ、スマホ/タブレットにもともと備えられている機能を活用しようというのがテーマです。 

ここではコラムに書き切れなかったり、掲載後に教えていただいたりした機能について書きます(順次追加します) 

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コラム『翻訳LifeHack』第3回

通訳翻訳WEBコラム『翻訳LifeHack – 翻訳に集中できる環境作り』に

第3回『ジャパンナレッジ ー 有料という選択』が掲載されました。

東洋経済オンラインに資料整理やネット検索について池上彰さんと佐藤優さんの記事や対談が「東洋経済オンライン」掲載されています。その中にジャパンナレッジについて書かれていました。

佐藤優が毎日やっている「資料整理」5大極意

池上彰、佐藤優の「ネット検索」驚きの6極意

お二人の方法は翻訳者の調べ物にも役にたつと思い、下記の本も購入しました。ここまで徹底したことはできませんが、ノウハウという点でとても参考になりました。

僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

 

 

コラム『翻訳LifeHack』第2回

 

通訳翻訳WEBコラム『翻訳LifeHack – 翻訳に集中できる環境作り』に

第2回『文書校正支援ツール Just Right!6 Pro入門』が掲載されました。

これを書いてからも、納品前のチェック方法についてさらに改良を重ねています。毎日新聞社の校閲の方がこんなことを書かれていました。

(校閲時)言葉を素直に音読みせずに、あえて読み方を変えることがあります。「拝外」なら「拝むのはいにそと」などと。「排外」の方は「排斥のはいにそと」などと考えながら読んでいきます。

なかなかここまでできませんが、最後の最後で間違いを見つけられるなと思いました。

また私の使っているCATツールには「スーパーユーザー」モード、「翻訳者」モードや「チェッカー」モードなど、画面が色々あるのですが、モードを変えると表示が変わる(1行の長さが変わる)ので間違いが見つかりやすくなります。

コラム『翻訳LifeHack 翻訳に集中できる環境作り』がスタート

2017年1月6日より毎月1回(全10回)、イカロス出版の情報サイト「通訳翻訳WEB」で、コラム『翻訳LifeHack 翻訳に集中できる環境作り』が始まります。仕事の効率性を高めるさまざまなツールについて、初心者向けにわかりやすく書けたらと思っています。

第1回のテーマは「メモアプリGoogle Keep」です。

毎回コラムに書き切れなかった中級者向けの内容、ご質問への回答などこちらに随時掲載しようと思っています。

 Google Keep  – ピンで固定

メモの右肩にカーソルを置くとピンマークが出ますので、クリックするとそのメモだけ一番上に固定されます(緑の円で囲んだ部分が固定された印)。ピンと外すと元に戻ります。

また、ドラッグするだけでメモの位置を変更できます。

 

リストの順位変更

リスト順位の変更は簡単です。変更したい項目にマウスを当てると、下の図の赤丸部分のように6個の点が表示されます。ここをマウスでつかんで移動できます。 “コラム『翻訳LifeHack 翻訳に集中できる環境作り』がスタート” の続きを読む

翻訳者のための青色申告(9) – 確定申告書とマイナンバー

年明けの確定申告に向けて、記帳もそろそろ終わり、申告のシュミレーションを行っておられる頃かと思います。経費がもう少し多くても大丈夫と思ったら何か購入しておくのも今のうちです。

【追記】結論から書きますと、eTaxでないならマイナンバーが申告書に記載されていなくても税務署は受領する。

平成28年度分から確定申告書にマイナンバーの記載が必要

社会保障・税番号(マイナンバー)制度の導入により平成28年分以降の確定申告書等の提出の際には、「マイナンバーの記載」 + 「本人確認書類の提示又は写しの添付」が必要です。

 国税庁のお知らせサイト

さらに、専従者や扶養家族のマイナンバーも記入が必要とのことです。

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『翻訳者の目線』2016

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日本翻訳者協会が2012年から「世界翻訳の日」に発行しているアンソロジー『翻訳者の目線』。もちろん私も寄稿しています。記念すべき5年目の冊子は、寄稿の呼びかけがあまりなかったためか、薄くなってしまったのが残念です。

今年のアンソロジーには、他の翻訳者や通訳者がどのように問題に対処し、解決策を見出しているか、未だ対策を練っている課題についてなど、実務に役立つ文章が集められました。

私は、やはり今回も趣を変えて、勉強会で読んだ若松賤子の名訳『小公子』、翻訳としての円地文子現代語訳『源氏物語』について書きました。

こちらからダウンロードできます。自分の文章のみ、こちらに掲載しました。

『翻訳者の目線』2016

明治の翻訳

ある翻訳勉強会で若松賤子訳の『小公子』(Little Lord Fauntleroy)を読んだ。リズミカルな会話と物語の意外な展開にどんどん引き込まれていく。村岡花子ほか戦後の主だった既訳を読み比べ、自分たちも一部翻訳してみて、あらためて若松はうまいなあ、と感心した。単に名訳というのではない、なんだろう、持って生まれた語りの力、次から次へとよどみなくつながる会話。しかも当時はまだかぎ括弧が使われず、会話の始まりが改行されているだけ。それでも、だれの台詞か迷うことはない。語りかと思えば台詞、台詞かと思えば心の声が地続きで聞こえてくる生き生きとした言文一致体。しかも若い女性の書いた明治の日本語に、私は感心するばかりだった。

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翻訳祭、セッションと対談で登壇します

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日本翻訳連盟主催のJTF翻訳祭ですが、今年で26回を数えます(11月29日(火))。私は第6回から(多分)参加しています。今まで何度か登壇しましたが、今年は翻訳勉強会十人十色のパネルディスカッションと、翻訳家でライターの実川元子さんとの対談の2コマで登壇することになりました。 

パネルディスカッション:使われないツールの使い方 ― 十人十色のツール論 

実務翻訳者は翻訳時にさまざまなツールを使用していますが、特にネガティブに語られがちな翻訳支援ツール(CATツール)について、翻訳者が4人集まって議論します。

4人とも翻訳支援ツールを10年~20年使用しているベテランで、これほどの熟練者が4人も集まることはそうないと思われます。分野によりツール指定のお仕事が避けられない現状も見つめ、何が問題なのか、どうやったらツールに使われず、高品質の翻訳を提供できるのか、4人のノウハウも含めとことん話し合いたいと思っています。またこの機会にツールベンダーや翻訳会社への提案もできたらと思っています。 

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